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2021.02.16 Tuesday

大雨の後の虹

雨は好きですか?

 

私は予定がある時の雨は好きではありませんが、家にいる時の雨は、結構好きです。雨の音が好きです。

(雨が降らなければ植物が育たなかったり、不都合なこともたくさんあるので、好きだ嫌いだ言ってはいられないのですが)

 

 

土砂降りの雨が降った後は、雨が止むと「虹が出ているかなぁ?」とベランダのドアを開けて空を見ます。

今回は嬉しいことに、大きく虹が出ていました。本当に大きく架かっていました。

自宅であんなに大きな虹を見たのは数十年ぶり!

綺麗で、なんだかとてもワクワクして、テンション上がって、写真撮って、子供のようにはしゃいでいました。

祝福されているかのようにも感じました。

 

7色の光のビーム「赤、オレンジ、黄、緑、青、インディゴ、紫」が虹から見ることができました。

なぜ虹は見えるのでしょう?

虹で見えている色は人間の眼で感じることのできる可視光線の色です。

この可視光線は色によって波長の長さが異なります。

通常はこの様々な波長の可視光線が混ざった状態であり、この状態だと光は白に近い色(ほぼ無色)に見えます。

しかし、波長によって分解してみると、それぞれの波長の可視光線が人間の眼には異なった色の光として認識されることが分かります。

 

赤が最も長い波長、紫が最も短い波長です。

この可視光線(太陽の光)は、何かの物質を通るときに屈折する性質があります。

屈折する力は波長によって異なるため、空気中でほぼ無色だった光は様々な色に分散されます。

よって虹が見えるワケは、太陽の光が水滴を通りそれぞれの波長に分散されるから!ということが分かります。

 

太陽の光と、空気中に水蒸気があること、太陽の高さが低いこと、などの条件が揃った時に虹が見れます。

 

この条件が揃って、虹が出ていても、空を見なければ、虹を見ることはできません。

 

日々の忙しい中、ちょっと一息ついて、空を見上げる、太陽を浴びる、これを実践していきましょう。

自然と笑顔になっていきます。